ソフトB真砂の1号HRが決勝点も…外野レギュラーは至難の業
「まさか入るとは思いませんでしたが、追加点となる一本を打てて良かった。いいスイングでとらえることができました」
こう言ったのは29日の日本ハム戦の七回、今季1号本塁打を左中間に放ったソフトバンクの真砂勇介(26)。結果としてこの一発が決勝点となり、チームの連敗は「4」で止まった。
工藤監督は「ほぼライナーという感じで、『いけいけ!』とみんなは言ってましたけど、僕はいくかなと思ってた。ナイスホームランだと思います」とニンマリだ。
西城陽(京都)から2012年のドラフト4位で入団した9年目の右打ちの外野手。もっぱら守備固めや代走要員ながら、昨年は自己最多の50試合に出場。右方向への打撃や右腕対策に力を注いだ今季は、オープン戦で3割8分9厘と打ちまくって開幕一軍に抜擢された。
ここまで24試合に出場して18打数6安打(打率.333)、1本塁打、4打点と結果は出しているものの、ソフトバンクの外野にはグラシアル、柳田、栗原の3人、ファームには上林もいる。この日はグラシアルがDHに入って「6番・中堅」でスタメン出場したが、どれだけ打ってもレギュラーの座をつかむのは至難の業だ。