大谷3試合ぶり自己最長143m17号も 四球増は球宴までの辛抱

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(26)が日本時間9日、本拠地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場。3試合ぶりとなる第17号先制2ラン本塁打を含むマルチ安打の活躍で、チームを勝利に導いた。

 その大谷だが、相手投手から勝負を避けられていた。同8日のロイヤルズ戦は相手先発でメジャー初登板のコーワー(24)ら計3人の投手に対し、1打数無安打3四球。前日のマリナーズ戦でも歩かされており、2戦連続の3四球。花巻東高の先輩である菊池雄星から16号ソロなど2安打を放って以来、快音が響かなくなっていた。

 大谷に四球が増えているのは、この日の若手右腕のように制球に難があるのも事実だが、主砲不在の影響は否めない。

 3度(2014、16、19年)のMVPを受賞しているトラウトは右ふくらはぎを痛めて5月18日に負傷者リスト(IL)入り。大谷の直後の3番を打ち、離脱するまで打率.333、8本塁打、18打点。相手バッテリーはトラウトの勝負強さを警戒して、一発のある大谷と勝負せざるを得なかった。大谷の四球は主砲が故障するまでの39試合で6個だったが、IL入り後は19試合で17個と急増した。現在、3番を打つレンドンが打率.236、3本塁打、23打点と不調なこともあり、相手バッテリーは大谷との勝負を避けているようなのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」