渋野日向子の米ツアー転戦は「収穫ゼロ」…五輪出場権も逃しナイナイ尽くし

公開日: 更新日:

 気になるのはトップで手が肩より高く上がる素振りだ。それが、本番では肩より低い位置で切り返している。

「素振りと違うと、本番ではタイミングがとりづらくなります」と小暮博則プロがこう解説する。

「トップが高くなればスイングアークが大きくなりヘッドを走らせるイメージが得やすい。しかし、実際は低いトップから切り返しているので、インパクトまでの距離が短くなり、体を積極的に使って回転スピードを速くしないとヘッドを走らせることはできません。ボールを飛ばしたいと意識すれば、どうしても上体には無理がかかり、タイミングに微妙なずれが生じやすく、方向性や縦の距離感は乱れやすい。安定性を欠くスイングになっているといえます」

 渋野は、今年になって「左にいかない」球筋を目指して、トップが低く、フラットなスイングに変えた。その結果、“クラブを振る”という思い切りの良さが消え、飛距離が落ちてしまった。

 スイング改造の成果も得られずに課題は増えるばかり。

 いったん帰国して日本ツアーに復帰し、その後のスケジュールは未定だというが、好材料は何一つないのが現状だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」