小池都知事ゴリ押しのパラリンピック学校観戦を「パラの父」はどう見ているか

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中村裕 東京パラリンピックをつくった男」の著者・岡邦行氏(ルポライター)に話を聞いた。

■医療崩壊の現実を見れば

「中村は『失ったものを数えることなく、残されたものを最大限生かす』という理念を心に刻んだ整形外科医です。『身障者のためです』を殺し文句に、井深大、本田宗一郎など多くの財界人や政治家、皇族も応援団にした類いまれな行動力で障がい者スポーツを推進した。強引な言動が問題視されることもありましたが、中村は医師です。急速に広がっているデルタ株の感染力は高く、以前より多くの子供が感染している。症状が出ない間に親やきょうだい、友達にうつすこともある。中村が今の医療崩壊の現実を見れば、最優先するべきは命と考えるでしょう」

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