キーマンの坂本勇人4タコで巨人CS初戦完敗…シーズン終盤から変調、“ガス欠”の打開策は?
阪神に連勝した勢いが一気にしぼんだ。
■主砲の岡本は欠場
巨人がCSファイナルステージ初戦の大一番でヤクルトの奥川にプロ初完投初完封を献上する体たらく。左脇腹痛で主砲の岡本和真(25)が出場選手登録から外れる中、攻撃陣を牽引すべき主将で3番の坂本勇人(32)が4打数無安打に終わっては、当然と言えば当然の結末だった。
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坂本は10月16日の広島戦で右手首に死球を食らい、3位確定後の今季最終戦を欠場。CSに向けた練習でも当初は打撃練習を見合わせていた。
「当然、死球の影響はあるでしょうが、実際はシーズン終盤から打撃の調子を落としていた。10月は17試合で66打数11安打の打率.167、1本塁打、6打点。阪神とのCSでも2試合で8打数1安打に終わっています。来月で33歳になる坂本はここ数年、下半身の故障が増え、もともと腰に爆弾を抱えている。今年は東京五輪があり、日本代表の最年長野手として決勝までの全5試合にフル出場。チームリーダーとして心身に負担がかかった。その影響も間違いなくあると思う。ガス欠というか、肉体的には相当、しんどいのです」(チーム関係者)