オリ山本由伸の投げ方に疑問符 「故障を誘発する可能性が高い」と動作解析の専門家

公開日: 更新日:

 冒頭の情報提供者によれば、「山本がいまのフォームを身に付けたのは肩肘への負担を最小限に抑えるため。ウエートトレーニングもやらない主義」だそうだ。

 ウエートトレをやると筋肉が硬くなるため、やればやっただけストレッチが必要になる。山本はしなやかさを重視したいのかもしれないが、ウエートトレをやらずに昨季は193回3分の2を投げて戦列を離れなかったのは体が強い証しでもある。今季と来季も含めて計3年間、この投球フォームで故障なく投げ抜くことができれば、彼の考え方が正しいという証明になるし、メジャーサイドの評価も一段と高くなる。

■五輪と日本シリーズの負担

 昨季、メジャーで200イニングを投げた投手は4人しかいない。登板回数が多ければ多いほど故障リスクは高くなるからだ。山本は200近いイニング数を投げ、なおかつ東京五輪や日本シリーズにも登板した。ただでさえ大きな心身のダメージを乗り越えて、なおかつ今年、来年とフル回転してメジャースカウトの不安を払拭する必要がある。

メジャーリーグ覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末