鈴木誠也すでに渡米し準備万全やる気満々!ジャイアンツやマリナーズなど15球団で争奪戦
各球団は遅くとも日本時間14日にキャンプ地へ集合し、同18日からはオープン戦が始まる。同4月8日の公式戦開幕まで1カ月を切っている。契約に合意した後も、移籍先への保有権譲渡や広島への譲渡金の支払いの手続きなど、移籍が正式に確定するまで鈴木自身も一定の時間を要する。広島OBが言う。
「ロックアウト解除後の交渉期間は残り20日間。約15球団が獲得の意思を表明し、面談も2球団程度残っています。総額50億円以上の大型契約になるといわれていますし、交渉期限ギリギリまで粘れば、より好条件を引き出せるはず。でも本人はカネより何より、新しい環境に適応するため、一日でも早く移籍先を決めたいようです」
メジャーと日本では、ボール一つとっても大きさや重さはもちろん、握ったときの感触も違う。メジャーの投手は、ツーシームなど打者の手元で動くムービングボールを多投するため、少しでも多くの打席に立って球筋に慣れる必要がある。
「しかも誠也は『ロックアウトがここまで長引くとは思っていなかった』と漏らし、メジャー挑戦が断念に追い込まれる不安とも闘っていた。ロックアウトが解除されて一層、モチベーションが高まっているはずです」(前出の広島OB)
新天地が決まる日はそう遠くなさそうだ。