渋野日向子“ジェットコースター”ギリギリ予選通過…一時は2位浮上→3オーバー54位タイ

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【KPMG全米女子プロ】第2日

 まさに急降下だ。

 天候に恵まれた2日目は、前日より11ホールの距離が短縮され、8番パー4は1オンイーグルが狙える設定になった。スコアを伸ばす選手が続出し、8アンダー首位発進のチョン・インジ(27)は5バーディー2ボギーの69。2位に6打差の通算11アンダーで「独走」を守った。

 イーブンパー15位からスタートの渋野日向子(23)も、2番から3連続バーディーを奪う。2番パー3は7番ウッドでピン手前1.3メートルへ。3番パー4は打ち上げの第2打を3番ウッドでピン奥4メートルに。4番パー4はグリーン手前のエッジからチップイン。通算3アンダーは一時2位タイまで浮上し、首位に迫る勢いだった。

 ところが第2打を左バンカーに入れた5番パー4でブレーキがかかる。3打目はグリーン奥のラフに止まり、第4打はパターを選択。下り約8メートルのスライスラインを2メートルオーバー。7番以降は左にミスする悪い癖や10番パー3の3パットなどで5ボギー。パーオン率は50%まで低下し、3バーディー6ボギーの75と崩れ、通算3オーバー54位まで順位を落とした。

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