古江彩佳に問われる「プロ意識」…全米女子OP予選落ちで“塩対応”どころか取材拒否
5日に閉幕した全米女子オープンの会場で残念な「事件」があった。今季から米女子ツアーに本格参戦している古江彩佳(22)は通算7オーバー(101位)で予選落ち。すると、取材対応をせずコースを後にしたのだ。
古江は前週のマッチプレーで米ツアー自己最高の2位に入り、メジャーでも上位争いが期待された。今季11試合目(1試合は予選落ちなし)にして初の予選落ちはショックだったのかもしれないが、「プロですからこれはいけません」と、ゴルフライターの吉川英三郎氏がこう言う。
「結果に動揺しているのであれば、『少し時間を下さい』と言って、気持ちを落ち着けてから報道陣の取材に応じればいい。体調が悪いのなら関係者を通じ、取材対応できない理由とコメントを伝えてもらうこともできる。米女子ツアー参戦1年目でも、ずっと予選を通ってきた古江です。スコアを崩した原因は何だったのか、どこが難しかったのか、最後の2日間で72ホールプレーした前週の疲れがあったのかなど、ファンは知りたいと思う。報道があるから大会にスポンサーがつくし、大会も成り立つのです。試合で賞金を稼げるのは自分の力だけではない。それを理解するべきです」