吉田麻也の新天地は独シャルケ ドイツ人に競り勝つスキルを今から磨けるのか?
日本代表の森保一監督(53)にとっては、このところ年齢的な衰えが目立ち、6月のチュニジア戦のように失点に直結するミスを犯すようになった吉田が、ドイツで尻すぼみに歯止めをかけることができるのか、それが一大関心事であることは言うまでもないだろう。
森保ジャパンはW杯のグループリーグ初戦でドイツと対戦して、2戦目コスタリカ、3戦目スペインと続く。
吉田は「強靱なフィジカルを誇るドイツ人選手と日常的にマッチアップすることで、ドイツ人相手に競り勝てるスキルがアップ。日本代表の大きなプラスになる」(前出の関係者)というのが大方の見立て。
日本代表は6回W杯に出場しているが、初戦で勝ち点を奪った大会(02年日韓、10年南ア、18年ロシア)は決勝トーナメント進出を決めている。ドイツ相手に勝ち点を奪えなければグループリーグ敗退の可能性はグンと高まる。吉田がドイツ移籍で往時の輝きを取り戻すことを森保監督は神にも祈らんばかりだろう。