広島・秋山翔吾が一軍合流即2安打 「安打製造機」復活で球団が弾くソロバン

公開日: 更新日:

 救世主となれるか。

 パドレス傘下3Aエルパソから移籍した広島秋山翔吾(34)が8日、一軍に登録されると、敵地での中日戦に「3番・左翼」で即スタメン出場を果たした。日本での一軍公式戦は、西武時代の2019年10月13日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)のソフトバンク戦以来、999日ぶりだった。

 3点を追う三回に見せ場が訪れた。2死一、二塁から中日先発松葉の141キロの直球を中前に運ぶ適時打で、移籍後初安打初打点をマーク。先頭の六回にも松葉のカーブをとらえて右前打。4打数2安打1打点の上々デビューとなった。

 秋山が合流する試合前まで広島のチーム打率はリーグ2位の.254。それでも得点はトップのヤクルトの370から大きく離された299(同3位)。打線のつながりの悪さによる得点力不足が課題となっていた。佐々岡監督には、この日のようにポイントゲッターとして、走力を生かした切り込み隊長の役割も期待されている。

■リーグ2位なら最大9億円の収入

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した