首位独走ヤクルトに立ちはだかる記録的酷暑…7、8月の屋外試合は「巨人の3倍」

公開日: 更新日:

 先日、2リーグ制以降最速で優勝マジックが点灯したヤクルトの勢いが止まらない。今季77試合で52勝24敗1分の貯金28。2位巨人に13.5ゲームの大差をつけ、最短で8月12日に2年連続の優勝が決まる。

 チーム防御率はリーグ2位の3.01、チーム打率.258、355得点はリーグトップ。投打のバランスの良さはリーグ屈指で、ヤクルトの連覇は間違いなし、というムードになりつつあるが、問題は今年の酷暑だ。

 神宮球場がある東京は3日まで9日間連続で猛暑日となるなど、記録的な暑さ。夏場は屋外球場よりも空調の効いたドーム球場の試合が多い方が有利だが、今季のヤクルトはこの7、8月の2カ月間に行われる計50試合のうち、屋外の試合は神宮の27試合を含めて実に40試合に上る。神宮では全試合がナイター開催になるとはいえ、ドームでの試合は5日からの巨人3連戦(東京ドーム)を含め、たったの10試合しかない。

 一方、ドームを本拠地とする2位巨人は屋外21試合、ドーム29試合。その差は歴然としている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド