広島・秋山翔吾が一軍合流即2安打 「安打製造機」復活で球団が弾くソロバン

公開日: 更新日:

 広島は現在、借金3の3位。首位ヤクルトとは14.5ゲーム差だが、2位巨人までは2.5ゲーム差だ。広島のさるチーム関係者がこう言った。

「逆転優勝は現実的ではありません。でもCSファーストSを主催できる2位に入ることは可能。今年の目標でいえば、そのために、通常ならやらない秋山の緊急補強をしたようなもの。CSファーストSを主催できれば、1試合3億円ともいわれる収入が入る。2試合で6億円、3試合できれば、ざっと9億円。コロナ禍で球団経営が苦しい中、これは大きい。少なくても、秋山への3年総額5億円とされる大型契約分は賄えます」

 6月30日の入団会見の日に一軍練習に参加。二軍で4試合に出場し、13打席で打率.417と急ピッチで状態を上げてきた。この日はエース大瀬良が3回7失点と炎上し、デビュー戦は飾れなかったものの、シーズン216安打(2015年)の日本記録を持つ「安打製造機」には、広島を2位に上げることが求められている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 7

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  3. 8

    オリ&ソフトBが前田健太獲得へ虎視眈々!日米交渉ついに解禁も古巣広島に強力対抗馬出現で争奪戦に

  4. 9

    プロ野球の違法オンラインカジノ「汚染選手」はもっと隠れている!書類送検のオコエ瑠偉、増田大輝はまだマシ

  5. 10

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ