大谷翔平“省エネ投球”の狙い 「三振より打たせて取る」で2年連続MVP&サイ・ヤング賞狙い 

公開日: 更新日:

 長いイニングを投げ、「WHIP」を抑えて、なおかつシーズン最後までマウンドに上がり続けるには、従来のように三振を狙うよりも打たせて取った方が効率がいい。球数がかさむ三振より、相手打者が早いカウントから手を出せば省エネになるからだ。

「今に始まったことではありませんが、今季の大谷は極力、少ない球数で相手打線を抑えようとする姿勢がうかがえる。6月上旬から変化球を多投しているのも、三振よりも内野ゴロを打たせる狙いからでしょう。最近はブルペンで、これまで以上にスライダー、カーブ、スプリットと意識的に変化球を多めに投げ込んでいる。後半戦はスライダーの割合が全投球の6割に達した試合もあったが、これから終盤戦にかけて、直球の比率がさらに下がるのではないか」(現地放送関係者)

 今後はブルージェイズ、アストロズといった強力打線との対戦が控える。技巧派に転身した大谷は相手打者をどこまで幻惑できるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」