澤村がRソックスから戦力外通告…獲得するメジャー球団は?評価のカギはアウェー防御率
さすがメジャーというか、やることがダイナミックだ。
レッドソックスの澤村拓一(34)が、日本時間29日のレイズ戦後に戦力外通告を受けた。澤村はこの試合の六回に2番手で登板して1回4安打3失点。試合後、翌日からのツインズ戦に備えて移動の準備をしていた最中にコーラ監督に呼ばれて通告された。
澤村はこの日まで49試合に登板。あと1試合で新たな出来高(約700万円)が発生するタイミングだった。澤村の年俸は約1億7000万円だが、ウエーバーの最中に獲得球団が現れれば、残りシーズンの給料は支払わずに済む。すでにプレーオフ進出の望みが断たれているRソックスにしてみれば、来季以降に備えてマイナーの若手を使うための枠を空けたい思惑もあるだろう。それらの事情があって、この時期の戦力外通告なのだが、果たして澤村の引き取り手はあるか。
プレーオフを目指す球団はこの時期、リリーフ投手がいくらいても構わない。レギュラーシーズンはもちろん、約1カ月に渡るプレーオフを戦い抜くには豊富な救援投手が必要になるからだ。