ヤクルト連覇での経済効果は破格の450億円超! “村神様効果”絶大、巨人阪神に匹敵
「5月下旬から優勝街道を驀進した上に、なんといっても村上選手の貢献度が非常に大きいです」
こう言うのは、さまざまな経済効果を試算している関大名誉教授の宮本勝浩氏。
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宮本氏は25日のDeNA戦でリーグ連覇を達成したヤクルト優勝の経済効果を発表。弾き出された約451億円(全国規模)という金額は、プロ野球としては人気球団である巨人、阪神、ソフトバンクなどが過去に優勝した時の経済効果に匹敵するという。
宮本氏が解説する。
「今年は観客動員の入場制限が解除された。コロナウイルスが蔓延していなかった2019年以前ほどではないとはいえ、今季は主催試合の1試合平均の観客動員が非常に伸びた(今年=2万2331人/24日現在、昨年=9930人)。ファン心理を調べてみると、特に応援している球団に関しては、最後までもつれて優勝するよりも、シーズン序盤から独走している方が『勝ち試合を観られる可能性が高い』という安心感から、客足が伸びるという傾向がある。観客が増えれば当然、飲食やグッズの売り上げも増えます」