渋野日向子が出場「三菱電機レディス」28日開幕 昨年大会「逆転優勝&高視聴率」の再現は?
28日開幕の「樋口久子 三菱電機レディス」(埼玉・武蔵丘GC)に人気者の渋野日向子(23)が出場する。
昨年の大会は最終日に渋野とペ・ソンウが7アンダー首位タイから発進。最終18番(510ヤード・パー5)で渋野がバーディーを奪って首位のペに追いつきプレーオフへ。その1ホール目(18番)に渋野はピンまで221ヤードの第2打をスプーンで3メートルにつけ劇的なイーグルで逆転優勝。テレビは地上波(テレビ朝日系列)での録画中継のみだったが、12.4%の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は昨年の最高を記録。人気の高さを改めて証明した。
今年もテレビの地上波は録画中継になるが、ネット配信は9時15分から表彰式までカバーする。チケットの当日売りはなく、大会公式ウェブサイトで販売している。
大会の特別協賛企業である三菱電機はこの数年で不正が相次ぎ発覚。“不祥事のデパート”とさえ言われている。国内大会は今年の5月以来となる渋野が、あわよくば連覇でもしてくれたら大会は大いに盛り上がる。それで名誉挽回とはいかないまでも、明るいニュースに飢えている関係者は渋野の活躍を願っているに違いない。