シンダーガードはフィリーズで剛腕復活! 元同僚大谷翔平の体幹トレ&調整法を貪欲に吸収
今季途中までエンゼルス・大谷翔平(28)の同僚だった、フィリーズのノア・シンダーガード(30)が登板予定だった日本時間1日のアストロズとのワールドシリーズ第3戦が雨で順延となった。
シンダーガードは8月のトレードデッドラインで新天地に移籍後、10試合(先発9試合)で5勝2敗、防御率4.12と結果を残し、11年ぶりのポストシーズン進出に貢献した。プレーオフでは3試合(同1試合)で0勝1敗ながら、防御率1.69とまずまずの投球を披露している。
エ軍在籍時は代理人が同じCAAスポーツのネズ・バレロ氏という縁もあって、大谷とはグラウンド内外で親交を重ねてきた。試合のない日はともにビーチに繰り出して束の間の休日を楽しんだり、ベンチでは身ぶり手ぶりを交えて投球についてアドバイスし合う姿が頻繁に見られた。
シンダーガードは今季、右肘靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術から本格的に復帰して1年目。シーズン序盤こそ球威不足と制球難に苦しんだこともあったが、新天地でメッツ時代にマークした最速160キロ超のストレートが蘇ったのは、少なからず大谷の影響を受けているからだ。