著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【Less rest likely in 2023】2023年は休みが少なくなる見通し

公開日: 更新日:

 今季の投手・大谷翔平について、エンゼルスのフィル・ネビン監督はこんな起用法を描いているそうだ。

「Ohtani will pitch every six days as much as possible.」

 地元紙オレンジ・カウンティー・レジスターのジェフ・フレッチャー記者が報じたもので、「(2023年は)オオタニにできるだけ多く、6日に1度登板させる」ということになる。つまり、今季は基本的に中5日の先発ローテーションで回ることになるのだろう。

 その記事の見出しが、「Less rest likely in 2023」だった。

 大谷は昨シーズン、中5日で先発した試合が12回、中6日の先発は16回だった。計28試合の先発で166イニングを投げて15勝9敗、防御率2.33。しかし、ア・リーグのサイ・ヤング賞の投票では4位に終わり、最終候補3人の中に入れなかった。

 上位3投手と大谷の成績に遜色はなかったが、投球回数は最も少なかった。今季、ネビン監督の言葉通りに中5日の登板が基本になれば、大谷の先発回数は昨季の28試合から、31~32試合に増える。当然、イニング数も増えるだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末