【Less rest likely in 2023】2023年は休みが少なくなる見通し
今季の投手・大谷翔平について、エンゼルスのフィル・ネビン監督はこんな起用法を描いているそうだ。
「Ohtani will pitch every six days as much as possible.」
地元紙オレンジ・カウンティー・レジスターのジェフ・フレッチャー記者が報じたもので、「(2023年は)オオタニにできるだけ多く、6日に1度登板させる」ということになる。つまり、今季は基本的に中5日の先発ローテーションで回ることになるのだろう。
その記事の見出しが、「Less rest likely in 2023」だった。
大谷は昨シーズン、中5日で先発した試合が12回、中6日の先発は16回だった。計28試合の先発で166イニングを投げて15勝9敗、防御率2.33。しかし、ア・リーグのサイ・ヤング賞の投票では4位に終わり、最終候補3人の中に入れなかった。
上位3投手と大谷の成績に遜色はなかったが、投球回数は最も少なかった。今季、ネビン監督の言葉通りに中5日の登板が基本になれば、大谷の先発回数は昨季の28試合から、31~32試合に増える。当然、イニング数も増えるだろう。