大関・貴景勝“初場所V”なら横綱昇進条件満たすも…協会幹部を悩ませる「安定感」の欠如

公開日: 更新日:

番付崩壊危機を救うのは「甥っ子」か「元大関」か

 大関以上に最低2人、力士がいないと成り立たない大相撲の番付。今場所は貴景勝が一人大関として踏ん張っているものの、休場中の横綱照ノ富士だって永遠に休み続けるわけにはいかない。せめてもう一人、大関がいないと番付崩壊危機だ。

 とはいえ、今場所で好成績なら昇進の可能性があった高安(32)は右足と首のケガの影響か2連敗。気鋭の若隆景(28)も御嶽海になすすべなく初黒星。今場所2ケタ勝利なら大関に復帰できる正代(31)に期待していた者がいたかはともかく、こちらも覇気なく2連敗と相変わらずだ。

 となれば、現実味があるのは朝青龍の甥っ子で三役に定着している豊昇龍(23)か、今場所十両で復権を目指す元大関の朝乃山(28)だろう。

 いずれも2連勝中。角界からは「遅くとも年内には大関をつくりたい」との声も聞こえてくるが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  1. 6

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  2. 7

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」

  3. 8

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 9

    広末涼子とNHK朝ドラの奇妙な符合…高知がテーマ「あんぱん」「らんまん」放送中に騒動勃発の間の悪さ

  5. 10

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性