日本ハム矢沢宏太が自主トレから二刀流で注目! 首脳陣の度肝を抜いた地肩の強さと脚力

公開日: 更新日:

「肩の強さはハンパじゃないな」

 その瞬間、日本ハムの首脳陣からは、こんな声も上がった。

 すでに行われている新人の合同自主トレ。投打の二刀流で注目されるドラフト1位ルーキーの矢沢宏太(日体大)が90メートルぐらいの遠投を始めたときのこと。左腕から繰り出される矢のような球筋に、近くで見ていたコーチたちは一様に驚きの声を上げたのだ。

 地肩が強いというだけではない。首脳陣はその脚力にも驚かされたという。

 昨年の大学日本代表合宿では野手で2、3人、足で目立つ選手がいたが、矢沢のスピードと脚力は彼らよりひと回りもふた回りも上だったとか。自主トレで軽めのランニングながら、その片鱗をのぞかせたようだ。

 矢沢の1位指名を球団に強くプッシュした新庄監督(50)が、「足が魅力」と話していただけのことはありそうか。

「走る姿はもちろん、歩き方や足の運びからして、全身バネ。動きにもキレがあるというのが首脳陣の見立てです。あれだけ地肩が強く、脚力も抜けているだけに、多少のミスには目をつぶって外野のポジションをひとつあける可能性まで出てきたんじゃないか。体力もかなりあると聞きましたから。五十幡亮汰(24)に加えて、もうひとり俊足の選手が打線に加われば、機動力も使いやすい。肩が強くて俊足という新庄監督好みの選手でもあるし」(日本ハムОB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した