【The writings on the wall.】大谷報道で現地記者が「不吉な予兆」と表現したエンゼルスの状況
「エンゼルスは不吉な予兆(the writings on the wall)だと無視することができない。その理由は、悪い『予兆』ではなく、(大谷のエンゼルス離脱という)まさに悪い『現実』と直面しているからだ」。
そして、「大谷は2024年にはエンゼルスから離れる。チームの敗北は米球界の最高の選手(大谷)に重荷になっている(All the losing is weighing on baseball's best player)」と断定する。
“weighing”は“weigh(重さをはかる)”の現在分詞で、「負担となる」「重くのしかかる」の意味。同記者は「エンゼルスは単純に大谷をFAに送り出すことはできない。
ファンは大谷を愛しており、今季1年間、彼を球団に縛り付けたあとで放出するのはファンへの裏切り(a slap in the face)だ」と続けた。「a slap in the face」は「顔をピシャリと叩くこと」「拒絶」の意味である。