岡本和真は「メジャー志向」に拍車! WBC1号3ラン、1試合5打点で侍J4強に導く
岡本はその後、20、21年と2年連続で本塁打、打点の2冠に輝くなど、巨人の4番として実績を重ねている。さる球界関係者がこう言った。
「岡本は大谷のお気に入りとしてよくいじられていて仲がいい。さらに今季レッドソックスと5年総額約126億円の超大型契約を結び、この日4番として一発を放った吉田とは家族ぐるみの付き合い。WBC期間中は行動を共にすることが多いから、間違いなく影響を受けるでしょう。かつてポスティング移籍を認めていなかった巨人も、最近は山口俊や菅野の希望を受け入れている。今回の代表経験が後押しとなって、順調なら26年のシーズン中になりそうな海外FA権を取る前に、球団にメジャー挑戦を直訴するんじゃないかともっぱらです」
17年の前回大会に出場した広島の秋山(当時・西武)は「米国に敗れた準決勝の打席で手応えがあって、将来的なメジャー挑戦を意識した」と日刊ゲンダイに明かしている。日本の12球団の関係者も「WBCで米国に行って試合をすると、みんなメジャーに行きたくなる」と口を揃えている。
米国のフロリダ州マイアミで行われる準決勝以降は、岡本のメジャー志向に拍車をかける2試合になりそうである。