BC埼玉ファンが度重なる女性問題でミソがついた元ロッテ清田育宏を熱烈歓迎するワケ

公開日: 更新日:

「先日、初めて試合に出させてもらったら、野球は見るよりやった方が楽しい、やっぱり野球が好きなんだと改めて感じました。長くやるつもりは全然ありません。今年1年間全力でやって、若い人たちの見本になれるように。若い人たちが今後プロに行けるように技術を教えたり、話したり、色んなことをやっていきたい。社長への恩返しで優勝できるように、力になれるように頑張りたい。1年間よろしくお願いします」(清田)

 会見を終えるとホール内に万雷の拍手が響き、中には「ガンバレよ!」と声援を送るファンもいた。スキャンダルにより球界内外に大きな波紋を広げた清田だが、意外にもBC埼玉のファンからは熱烈な歓迎を受けているようなのだ。いったい何故なのか。会場のファンに話を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

「世間的にはまだマイナスなイメージが強いとは思います。正直に言うと、自分も昨年、清田さんがチームの解説者になると知った時は『頼むからチームに関わらないでくれ』と思った。でも、いざ解説を聞いたらすごく丁寧で分かりやすかったんです。プレーについて『こうした方が良いかも』と言うことが、すんなり頭に入ってくる。僕は1試合の解説を聞いただけで心を持っていかれました。選手たちも解説を参考にしているようで、その通りに修正したら次の試合で本塁打を打った選手もいるほどです。ファン目線ですが、昨年からチームにすごくプラスになっていたと感じます」(20代後半・男性)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ