大谷翔平が動かすアナハイム420億円再開発計画 熱狂的ファンの新市長が前向き姿勢
WBCで侍ジャパンを14年ぶり3度目の優勝に導き、MVPを受賞したエンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間25日、キャンプ地アリゾナ州テンピでダイヤモンドバックス傘下のマイナー相手に登板。4回3分の2で81球を投げ、4安打1失点、8奪三振だった。開幕投手に内定している31日のアスレチックス戦に向けて結果を残した。
この日はサイン伝達機器、投球間隔制限などを課題にしたそうで「WBCの時点で(調整は)ほぼ完了していたので、あとは今日ピッチコムとピッチクロック、これが自分の安心材料としてちゃんとできると確認したかった」と振り返った。
侍ジャパンを投打にわたって牽引した二刀流フィーバーは、エ軍の地元アナハイム市でも盛り上がりを見せている。昨年11月に同市市長に就任した地元出身のアシュレー・エイトケン氏が熱狂的なエンゼルスファンだけに、自治体として球団へのサポートに乗り出すというのだ。
「シーズンチケットホルダー」を公言する女性市長は、近日中にもエ軍のアーティ・モレノ・オーナーと会談。地元メディアなどによれば、両者はエンゼルスタジアムの改修、球場周辺の再開発について話し合うという。