中日ケガ人続出は「人災」か…エース大野雄大まで左肘手術で長期離脱の緊急事態

公開日: 更新日:

 アマ球界関係者は、「特に新人2人の故障は、人災ではないか」と、こう続ける。

「田中は大学時代から右肩の脱臼癖があったし、村松も膝の古傷があるので、二塁よりも守備範囲が広く、動きが多い遊撃は難しい。大学時代の右膝手術の影響を考慮し、リストから外した球団もあったほどです。立浪監督もこうした状況は当然、スカウトから報告を受けているはず。まして、近年の若手はコロナの影響をモロに受け、体や技術の成長が遅れている。負担をかけすぎたツケが回ってきたのではないか」

 そういえば昨季も、5月に19年ドラ1の石川昂弥がコロナ離脱から一軍復帰したわずか1週間後、試合中の走塁時に左膝前十字靭帯を損傷する大ケガを負い、再建出術を受けた。中日が近年、苦戦を強いられているのは、必ずしも戦力だけが問題ではなさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した