藤浪がアスレチックスを選んだ不幸…投手不足で先発ローテ強いられ自滅KO、指揮官も激オコ
いつもと変わらぬ投球を披露してしまった。
アスレチックスの藤浪晋太郎(28)が日本時間9日、今季無敗のレイズ戦に先発。5回途中、3安打5四死球、5失点でKOされた。
初回は三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。三回までは無安打1四球と、ストライクゾーンに球威のあるボールを投げ込み、レイズ打線をきりきり舞いさせた。
しかし、打順が一回りした四回以降はガッタガタ。五回は先頭打者の8番マーゴーを死球で歩かせると、塁に出たマーゴーに牽制球までぶち当てる始末。まともにストライクが入らず、満塁で2点適時打を浴び、ノックアウトされた。
■レイズ戦で5回途中5四死球5失点
四回は20球中、ストライクゾーンにボールが行ったのは8球。五回は同15球中、たったの3球だった。
これにはアスレチックスのコッツェイ監督も、「初登板(エンゼルス戦)の時と同じだ。あれだけ(四死球で)フリーパスを与えれば、うまくいくはずがない」とおかんむり。