錦織圭が5月末から下部ツアー復帰と発表も…いよいよ近づく「引退」の二文字
■伊達公子は「錦織選手は今年が勝負」と
今年初め、伊達公子がスポーツサイト「THE DIGEST」で、「錦織選手は今年が勝負。ランキングを上げていくことは簡単ではない」と断言している。例えば、下部ツアーのチャレンジャーに出場する選手は、14年全米準優勝で元世界4位の錦織が相手なら“金星”を狙って目の色変えて挑んでくる。
「ツアーを長く離れているうちに錦織は33歳になった。全盛期のようなプレーは厳しいでしょう。5月末からのチャレンジャー3大会はWCでの出場になるはずです。WCは年間で6大会に限られる。その試合で試合勘を戻し、激しい実戦を経て下半身の具合を確かめ、プロテクトランキングによるATPツアーの出場時期や出る大会を決めるプランではないか。彼は基本的にベースライナーですが、故障前は身体への負担軽減のため、ネットプレーも多かった。来月の復帰戦ではプレースタイルに変化が見られるかもしれない。いずれにしても、再び故障したり、マレーのように順調にカムバックできなければ来年にも引退を決断することになるかもしれません」(前出の関係者)