大坂なおみの稼ぎは女性アスリート最高額 では「年収68億円」の本当の価値は?
テニスの全豪オープンが進行中だ。話題の中心は非ワクチンのチャンピオン、ジョコビッチだが、国内では大坂なおみ欠場の衝撃が尾を引いている。
エントリーしながらなかなか姿を現さなかった元女王は、開幕直前に「妊娠」を発表。恋人のいる25歳なら驚くことでもなく、「おめでとう」としか言いようがないが、不満の声も少なくない。
経済誌「フォーブス」によれば、昨年の年収は67億7800万円、女性アスリートの最高額。一方、直近7大会の成績は3勝7敗、1回戦負け4回と振るわなかった。メジャー優勝4度を誇る日本代表に、もっとプレーに集中しろという声が、特に国内に多い──。
■ゴシップ、スキャンダルは大歓迎
前述誌の女性アスリート金持ち10傑の7人までがテニス選手だった。その理由は、女子テニスがショービジネスとして裾野を広げ世界ツアーに発展したからだ。グリップの握りやテイクバックより、誰にも分かりやすい金銭、色恋、奇行やファッションの話題がコートを彩り、多くのファンを引き付けてきた。勝負だけなら、あんなに短いスコート姿を満場にさらす必要もない。うまさやパワーだけでなく、ゴシップ、スキャンダル、非日常は大歓迎だ。