松山英樹3オーバー35位T決勝R進出も…一進一退の“首の爆弾”が選手寿命を縮めることも
ところが、だ。先週のAT&Tバイロン・ネルソンに出場すると初日は66の好スコアで17位につけ、2日目以降も67、70、66。通算15アンダーの23位だった。
「これは褒められた話ではない」と、冒頭の関係者が続ける。
「松山の首痛は明らかに慢性化している。いわば、だましだましのプレーを続けているわけです。フルスイングできないとか、いつもと違う箇所が痛むとか、痛み具合などを考えて欠場や棄権を判断しているのだろうが、腰痛持ちの人と同じように、まったく痛みが気にならずにプレーできる日もあるから厄介なのです。先週の試合みたいに60台のスコアを連発することもあるし、マスターズも3日目までは悪いゴルフではなかった。だから長期間戦列を離れて根本的に治療をするという決断ができない。結果的に選手寿命を縮めることになりかねません」
いつまでも首痛と「お友達」になっていてはメジャー2冠目は望めない。