比嘉一貴 初の全米プロは「甘くなかった」…単独首位から大失速で2オーバー暫定42位T
【全米プロゴルフ選手権】第1日
初出場の比嘉一貴(28)はインの1組目スタート。早朝に霜が降りたこともありスタート時間は1時間50分も遅れたがコースコンディションはよく、11番から4連続バーディーを奪って単独首位に躍り出た。
メジャー出場は2022年全英オープン(予選落ち)、今年のマスターズ(同)に続いて3戦目。
これまで一度も決勝ラウンドに進出できなかったが、ようやくメジャーの戦いに慣れたか、と思われた。前半は17番でティーショットを左ラフに曲げて初ボギーをたたくも3アンダーでターン。後半もしぶとくパーセーブを続け、「警戒していた6番でいい流れ、いいリズムが変わってしまった」(比嘉)。
ティーショットを左に大きく曲げて隣のホールへ。2打目は横に出すだけという難しい状況だったが、フェアウエーにも届かずレイアップに失敗。このホールをダブルボギーにすると、ドライバーの修正が利かずに深いラフにつかまり、アプローチもパットもかみ合わず7番から上がり3連続ボギーでホールアウトし、2オーバー暫定42位タイだった。
「甘くなかった。いいスタートが切れて、いいイメージでプレーできたのは収穫。明日はアウトから回るのでうまく切り抜けて、インでスコアを伸ばしたい」(比嘉)
3年連続出場の星野陸也(27)は5オーバー100位タイ。