エ軍低迷で放出どころか大谷から「トレード志願」も? プレーオフ進出可否で高まる可能性
PO進出の可能性がなくなればオフのFAまで待たず?
ここにきて21年のドラフト1巡目指名の右腕バックマン(23)が2Aからメジャーに昇格したが、期待はできても計算はできない。最大の懸案事項であるリリーフ陣の整備は、いまだメドが立たないのが現状だ。
「チームがズルズルいってプレーオフの可能性が消滅するようなら、大谷はトレードを志願するかもしれません」と、現地特派員のひとりがこう言った。
「大谷は今年こそプレーオフに出たいという気持ちが強い。オフの補強状況を逐一、ミナシアンGMに聞いていたのも、どうしても勝ちたいという意欲の表れです。開幕前のWBCでは日本代表を世界一に導き、勝つ喜びを改めて認識しているだけに、オフのFAまで待てるとは思えない。大谷はいまや、首脳陣やフロントに言いたいことを言える立場。起用法や休養については、大谷の意思が最大限、尊重されていますからね。プレーオフの望みがなくなれば、自らトレードに出してくれと切り出す可能性は高い」
オフにFAになる大谷の契約は総額800億円超ともいわれる。トレード期限の7月末までにプレーオフ進出の可能性がなくなれば、エンゼルスは大谷をトレードに出すと予想する米メディアがあるものの、大谷の方からチームに三くだり半を突き付けるというのだ。