著者のコラム一覧
鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大准教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部准教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

大リーグ機構の国際戦略“本当の思惑”…4年ぶり「ロンドン・シリーズ」2試合11万人と活況

公開日: 更新日:

 野球の国際化という誰もが反対しにくい大義名分を掲げ、一方で将来の選手の獲得先を確保し、他方で経営者が大きな負担と訴える高額の年俸を抑制しようとするのは、交渉事を得意とするマンフレッドらしい発想である。

 機構の国際戦略は、北米域内の事情を強く反映した、表と裏の両面を持つ政策なのだ。

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