巨人vs阪神の“金満”抗争に…今オフFA目玉の日本ハム・加藤貴之を巡り「場外乱闘」待ったなし
■交流戦の実績十分
「加藤はセ相手の交流戦でも遺憾なく実力を発揮しています。昨季は4試合に先発し、1勝0敗で防御率は0.00。今季も0勝3敗ながら、全試合でQS(6回以上を自責点3以内)を達成している。強力打線を擁するDeNA相手に、狭い横浜スタジアムで8回2失点。セ球団に移籍しても、十分に活躍できるはずです」
巨人、阪神に限らず、加藤クラスの先発投手はどの球団も喉から手が出るほど欲しいはずだ。
「今オフのFA市場は、最大の目玉といわれていた西武の山川が女性との性的トラブルを起こし、FAどころではなくなった。この加藤が最大の目玉になる。FA権行使を決断すれば、巨人と阪神は競うように手を挙げるでしょう。巨人、阪神ともにエースの菅野、青柳が不振に陥るなど、先発投手の補強は急務。条件は4年12億円規模の攻防になるとみられ、獲得できるのは資金力の豊富な球団に限られるはずです」(同)
巨人と阪神は昨年のドラフトで浅野(高松商)を1位で競合。原監督が当たりくじを引き当てた。このオフ、“精密機械”を獲得するのはどっちか。