大英断!エ軍が右腕2選手を獲得、大谷翔平“トレード消滅”で「ヒリヒリする9月」を目指す
トレードデッドライン(8月1日18時=日本時間2日7時)まで1週間を切り、大谷翔平(29)の周囲がますます騒がしくなってきた。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者が日本時間25日、自身のSNSで伝えたところによれば、ア・リーグ東地区首位で藤浪が移籍したオリオールズ、ナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスの2球団がエンゼルスに大谷のトレードを打診したという。
■レイズは見返りに7人放出
CBSスポーツ(電子版)によると、大谷の獲得に動く可能性があるのは、オ軍、ダ軍に加えてエ軍と同じア・リーグではヤンキース、レンジャーズ、レイズ、ナ・リーグではドジャース、レッズ、パドレス、ジャイアンツの計9球団。各球団とも今夏のトレード市場最大の目玉である大谷を獲得すべく、傘下のマイナーを代表する複数の有望株(プロスペクト)を交換要員として用意。中でもレイズはチームのプロスペクトランキング1位のカミネロ内野手(20=今季マイナーで打率.316、16本塁打、54打点)、5位で左腕のモンゴメリー(23=同2勝3敗、防御率4.42)らの自前で育成した7人の選手を惜しげもなく放出する方針だという。
レギュラーシーズン終盤からポストシーズンまでの約3カ月限定の戦力として大谷を獲得する球団にとっては、数人の有望株を放出してもマイナーの戦力ダウンは最小限で済む。例えばレイズのマイナーには逸材があふれているうえ、今オフ、大谷がFAで移籍しても、翌年のドラフト指名権を得て、将来性のあるアマチュア選手を獲得できるからだ。