“大味”DeNAはバウアー「中4日」フル回転が優勝の条件 苦手な競り合い試合は力でネジ伏せ

公開日: 更新日:

 後半戦も期待が持てそうだ。

 DeNAのバウアー(32)が27日の中日戦で後半戦初先発。7回1失点の好投で今季7勝目(3敗)を挙げた。27日現在、首位広島とは5ゲーム差。1998年以来、25年ぶりのリーグ優勝を果たすには、バウアーの中4日フル回転が不可欠かもしれない。

 DeNAは投打ともに戦力が充実しているどころか、リーグ屈指といってもいい。しかし、27日現在で貯金は4にとどまっている。その一因が試合運びが淡泊というか、大味な試合が多いことだ。

 今季ここまで1点差試合は15勝16敗、延長戦は2勝3敗2分けとそれぞれ黒星が先行。順位の上を行く阪神は1点差試合で16勝7敗と無類の強さを誇り、広島も延長戦は4勝1敗と大きく勝ち越している。逆転勝ち(17回)が逆転負け(18回)を下回っているのも、阪神(逆転勝16、逆転敗12)と広島(逆転勝19、逆転敗18)との違いだ。

 さらに、先制点を挙げた試合は29勝14敗1分けと他球団同様に高い勝率を誇っているものの、6回終了時、8回終了時にリードを許している試合の勝率は、ともにリーグワーストである(6回終了時.071、8回終了時.000)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」