昨年大会2位の山下美夢有V圏内も…狙いたいのは「日本」タイトルより「海外」メジャー
【日本女子プロゴルフ選手権】第2日
昨年大会2位の山下美夢有(22)が通算6アンダーで首位と3打差の3位につけた。
昨季は5勝を挙げ、年間女王のタイトルを獲得。日本選手として初の年間平均ストローク60台(69.9714=史上2人目)もマークした。今季もすでに4勝し、メルセデス・ランキングは2位。同1位の申ジエ(35)と熾烈な年間女王争いを繰り広げている。
山下は昨年、4つの公式戦のうちワールドレディスチャンピオンシップとツアーチャンピオンシップを制覇。今大会と日本女子オープンは2位、3位に終わった。頭に「日本」がつくタイトルはまだ手にしておらず、勝ちたい思いが強いそうだ。
例えば、米ツアー通算9勝の宮里藍は日本女子OPと日本女子プロに勝っている。畑岡奈紗も2つの「日本」タイトルを持っているが、現在米ツアーの年間ポイントレースで日本人トップの7位にいる古江彩佳(23)は国内で通算8勝も公式戦は未勝利。昨年から主戦場を米ツアーに移すと、1年目にスコティッシュ女子OPに優勝。大柄な選手ばかりの同ツアーにあって、153センチの身長でも正確なショットとパットを武器に好成績を収めている。