櫻井心那が逆転Vで宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目“10代3勝”!来季は米ツアーが主戦場に
【ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント】最終日
首位に1打差2位から出た櫻井心那(19)。先にホールアウトした山下美夢有(22)、同組の小祝さくら(25)と通算9アンダーで並んで迎えた最終18番パー4。2.5メートルのバーディーパットを沈め、右手でガッツポーズを決めた。
2021年11月にプロテスト合格。昨季は下部ツアーの最多記録を更新する5勝をあげて“賞金女王”に輝き、今季はレギュラーツアー本格参戦1年目。宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目となる「10代で3勝」の快挙を成し遂げた。
宮里は03年に、高校3年でツアー優勝し、18歳でプロ転向。05年までに国内で12勝し、米女子ツアー最終予選会(Qシリーズ)を1位で通過、06年から主戦場を米国へ移した。海外メジャーのタイトルこそ手にできなかったが、米ツアーで9勝を挙げ、一時は世界ランク1位にも上りつめた。
畑岡も16年、17歳(高校3年)で日本女子オープンを制覇。同大会のアマチュア優勝は史上初の快挙で、10月にプロ転向すると2カ月後にはQシリーズを受けて、日本人最年少の17歳で翌年の出場権を獲得。これまで同ツアーで6勝し、海外で活躍する日本女子のリーダー格だ。