久常涼が21歳で「欧州初V」 若手プロの“海外チャレンジ”がどんどん加速する
国内外で21歳のフレッシュな男女プロが大活躍です。
今年から欧州ゴルフのDPワールドツアーに予選会を突破して戦う久常涼(21)が、ルーキーイヤー25戦目の「カズー・オープン・ド・フランス」で初優勝という、うれしいビッグニュースが飛び込んできました。
フランスを代表するナショナルオープンであり、優勝賞金は51万8780ユーロ(約8200万円)と国内大会では手にできない高額です。
4打差5位発進の最終日は7バーディー、2ボギーの66で回り、2位に2打差をつけての逆転。
青木功さん、松山英樹に続く同ツアーでの日本人3人目の快挙であり、欧州ポイントランクは11位までアップしました。
10位までは2024年の米PGAツアー出場資格を獲得できます。久常は欧州を足掛かりに世界最高峰のツアーに進出するビッグチャンスに近づいているのです。
今年から日本ツアー賞金ランクのトップ3に欧州参戦の道が開かれ、主戦場で戦う川村昌弘(同65位)に加え、比嘉一貴(同115位)、星野陸也(同75位)、岩崎亜久竜(同262位)と日本選手が増えています。そこにスポットで金谷拓実が出場するなど、日本選手にとって海外でプレーする違和感がなくなっているのも大きい。