サイ・ヤング賞3度のドジャース左腕カーショウに日本移籍話が浮上！ 実現は夫人次第？

今オフ、FAになるカーショウ（Ｃ）ロイター／USA TODAY Sports

　仮に日本球界への移籍を模索すれば、年俸がネックになる。今季の年俸は約29億9000万円。バウアーが基本給、出来高合わせて約5億7000万円で契約したように、カーショウも大幅な年俸ダウンを強いられる。

　もっとも、カーショウの生涯年俸は約450億円。西海岸屈指の人気球団のエースを務めてきただけに多くのスポンサー企業がついており、年俸以外にも毎年、1億円以上の副収入があるといわれる。

　米メディアによれば、今オフFAになるカーショウの獲得に動く球団は少なくないとみられるが、故障がちで年齢的にも中4日のローテでは厳しい。カーショウは中6日以上の登板間隔を空ける日本なら、シーズンを通じてローテを守れると考えているのかもしれない。

　カーショウは「もし、日本に移籍しようと思ってもエレン（夫人）が首を縦に振らないだろうね」と話しているものの、メジャーを代表する左腕が日本球界入りすれば、インパクトは今季のバウアー以上。カーショウの獲得に動く球団は好条件提示に加え、夫人を説得する必要がありそうだが……。