大谷翔平の“新ボス”ロバーツ監督「グラウンドではこんな人」 不安は短期決戦での采配ベタ
継投の失敗が目立つ
ロバーツ監督はレギュラーシーズンで圧勝しても、ポストシーズンでアッサリ敗れるケースが少なくない。実際、今季、リーグ連覇を果たしたドジャースは年間100勝を挙げ、2位のダイヤモンドバックスに16ゲーム差をつけた。が、ポストシーズンはDバックス相手に3連敗を喫し、地区シリーズで敗退した。
「ワールドシリーズに3度導きながら、世界一が1度しかないのは、短期決戦での投手起用に問題があるからです。レギュラーシーズンとは異なり、ポストシーズンでのロバーツ監督は継投の失敗が目立ちます。先発投手を引っ張る傾向があり、降板のタイミングを見誤ることが少なくない。カーショーが一時期、ポストシーズンで結果を残せなかったのもそのためです」(前出の友成氏)
「ヒリヒリする9月」を熱望する大谷は12日、球団を通じて「ドジャースと私は、ワールドシリーズ優勝のパレードをロサンゼルスで行うという同じ目標に向かっていることを100%断言できます」とコメントした。
大谷が熱望するポストシーズン進出は実現しても、短期決戦の采配に不安がある指揮官のもと、チャンピオンリングを手にできるのか。