上沢直之レイズとのマイナー契約はむしろプラスの根拠 同学年の今永昇太と「待遇」では大差

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 日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた上沢直之(29)が日本時間12日、レイズとメジャー昇格後に年俸が上がるスプリット契約で合意。招待選手としてスプリングトレーニングに参加する。複数のメディアによれば、メジャーでプレーすれば、年俸と出来高を合わせて総額350万ドル(約5億1000万円)になるという。

 同日には、今永昇太(30)がカブスと最大で5年総額約116億円で正式契約。今永と上沢はともに1993年度生まれの同学年ながら、今オフの移籍交渉では明暗がクッキリ分かれた。

 今永は通算8年間で165試合1002回3分の2に登板し、64勝50敗、防御率3.18、1021奪三振。一方、上沢は通算9年間で173試合1118回3分の1を投げ、70勝62敗、防御率3.19、913奪三振。昨季は今永が22試合148回で7勝4敗、防御率2.80、174奪三振(セ・リーグトップ)、上沢が24試合170回(パ・リーグトップ)で9勝9敗、防御率2.96、124奪三振だった。日本での成績はさほど遜色ないにもかかわらず、メジャーの待遇では大差が付いたのだ。

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