ソフトバンク絶句…FA山川穂高の人的補償「ベテラン左腕 和田毅」指名報道の大誤算

公開日: 更新日:

 完全に見誤ったか。

 西武からソフトバンクに移籍した山川穂高(32)の人的補償でベテラン左腕の和田毅(42)が指名されると、11日発売の日刊スポーツが報じた。

 まだ西武からの正式発表はないものの、ネット上は大騒動に発展。

《さすがにびっくり》《野球を知ってる人だったら衝撃的過ぎる話題》などの驚きもさることながら、ソフトバンクファンからは、《ファン辞めたい》《ふざけるな!》などと怒りの声もあがっている。

 和田は不惑を超えた大ベテランながら昨季は8勝6敗、防御率3.24。チーム内では10勝の有原に次ぐ勝ち星を上げ、先発登板20試合も、石川に次ぐチーム2位だ。

 ソフトバンクにとっては、純粋な戦力として今季も必要必須の左腕。それでもプロテクトリストから漏れていたとすれば、「西武の現状を分析して、獲得されることはない、と思ったからだろう」と西武OB。

 西武はエースの髙橋光成(昨季10勝8敗)を筆頭に、今井(10勝5敗)、平良(11勝7敗)、隅田(9勝10敗)、松本(6勝8敗)など先発投手が豊富。上記では最年長の松本でも27歳と、若い投手がひしめいている。42歳で年俸2億円の和田には手を出すまい――と思うのは無理もないことだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し