著者のコラム一覧
羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

松山英樹のマスターズが楽しみです!大逆転での米ツアー9勝目で苦しみから解放された

公開日: 更新日:

 2028年ロス五輪に決まっている今コースは、ユーカリの木にセパレートされた林間コース。葉の太いキクユ芝のラフと癖のあるポアナ芝のグリーンが難敵です。コースレコード(61)に迫る9バーディーの大爆発は、これまでの苦労が報われたと同時に、苦しみから自らを解放したような印象を受けました。ファンが待ち望んでいた強い松山が戻ってきたと言えます。

 この優勝により、ツアー10勝目やマスターズ2勝目に期待が膨らみますが、それは松山自身が最も感じていることでしょう。首痛の不安が消え、やるべきことが明確になれば、今まで以上にゴルフに集中できます。4月のマスターズを最高の状態で迎え、3年前の、あの感動を再現してほしいものです。

 先週は欧州ツアーで星野陸也が勝ち、エースの松山が復活。米女子ツアーは今週から再開し、アジア3連戦に日本選手が多数出場します。今年はこれからも、海外から朗報が届く予感がします。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末