大谷は打率メジャー首位と本領発揮も…「DH独占」でドジャース主力が出ずっぱりの憂き目

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 ドジャースは現在、2位のパドレスに1.5ゲーム差をつけて西地区首位。しかし、チーム防御率3.92は、ナ・リーグ15球団中8位タイ。投手陣が万全ではないだけに、野手がカバーするしかないのだが、打つだけの大谷はともかく、守備の負担もある主力連中がこのまま休みなしに出続けられるとは思えない。特派員のひとりがこう言う。

「中でも負担の大きいのは正捕手で4番のスミスですよ。それに33歳のベテランで三塁守備のお粗末なマンシーはたまにDHで起用して守りを固めたいところですけど、それもできない。トミー・ジョン手術明けのビューラーと左肩手術明けのカーショー、先発として計算の立つ2人が戦列に復帰するまでは、とにかく打ち勝つしかない。チームで最も好調な大谷をスタメンから外すのは難しいという判断が働いているのでしょう」

 25日のナショナルズ戦を前に報道陣に対応した大谷は「基本的に打撃(のリハビリ)は終わっているので、フィールドでどれくらい強度を高く保てるか、毎試合出られるかというところにフォーカスしています」と話したが、大谷がこのままDHで出場し続ければ間違いなく波紋が生じる。

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