欧勝馬出気は朝青龍のコネで来日 “攻めのはたき込み”を可能にするレスリング仕込みの低体勢
「プロ入り直後はケガが多く、本領を発揮できていなかったからです。彼の持ち味はレスリング仕込みの低い体勢。190センチの上背だが、上体を起こさず、頭をつけて圧力をかけながら絶妙なタイミングではたき込む。前に攻めて攻めてのはたき込みなので何も問題はありませんよ。ここ2、3場所はケガが癒えたのか、本来の相撲が出来ている。最近は突っ張りで相手の上体を起こす相撲も身に付けつつある。相撲センスは抜群なので、今後ますます伸びるのではないか」
相撲転向は間違いではなかったようだ。
▼おうしょうま・でぎ
●本名はプレブスレン・デルゲルバヤル
●1997年、モンゴル・トブ県出身
●190センチ、158キロ
●最高位は現在
●昨年、部屋で後輩に暴力を振るっていると一部で報じられた