DeNA筒香嘉智が苦労する日米投手「間」の違い…名球会OBが原因を指摘し対策も指南
「だからか、渡米前と比べて芯で打つ確率が減っている。芯でとらえられなければ当然、力強い打球は減ります。2ストライクまでは速球か変化球のどちらかに狙い球を絞るのも、一つの手です。速球も変化球も……となると、どっちつかずの状態になり、ますます中途半端なバッティングになってしまいますから」
実際、筒香は日本球界に復帰して以来、日米の投手の「間」の違いに苦慮していた。
「全盛時の筒香と対戦経験がある投手はまだしも、そうでない投手は今の筒香にあまり怖さを感じないのではないか。ただでさえ近年は投手のレベルが上がり、投高打低が加速している。渡米前のような成績を残すのは簡単ではありません」
とは、前出の山崎氏だ。
◇ ◇ ◇
チームから強く求められた上での古巣復帰だったことは疑いようもないが、筒香は26年ぶり優勝を目指すDeNAにとって「救世主にはなりえない」というシビアな見方もある。すでにピークを過ぎていることに加え、他球団スコアラーが指摘した「決定的」とも言える弱点があるからだ。
●関連記事【続きを読む】…では、それらについて詳しく報じている。