5.30日開幕の全米女子OP 岩井姉妹のリベンジ成否は「雑草が多いグリーン」の対応力次第

公開日: 更新日:

【リゾートトラストレディス】最終日

「今シーズン、1勝することができてホッとしています。次の試合でも優勝目指して頑張ります」

 1打差2位から出た岩井明愛(21)が68で回り、通算15アンダーで逆転優勝。ツアー4勝目となった。表彰式で語った「次の試合」とは30日開幕の全米女子オープン。今年も妹の千怜と一緒に出場する。

 昨年の大会前は、明愛が優勝1回、トップ10入り8回。千怜も優勝2回、トップ10入り6回と好成績を残して、渡米した。しかし海外メジャー初挑戦で、しかも舞台は強風が名物のペブルビーチGL。明愛は予選落ち、千怜も48位と“世界の壁”にはね返された。

 あれから1年。プロ4年目の今年は明愛が12試合目にして今季初の優勝カップを手にし、千怜は既に2勝している。2度目となる大舞台での活躍をファンは大いに期待していることだろう。

 今年の会場は米国北東部のペンシルベニア州にあるランカスターCC。打ち上げホールが多く、グリーンの傾斜も強い。「スコアはグリーンの対応力次第でしょう」と、並木俊明プロがこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動