「途中入団助っ人野手成功率0%」…巨人の救世主ヘルナンデスに不吉すぎるジンクス

公開日: 更新日:

 実際、巨人のシーズン途中加入の助っ人野手には、成功例がほとんどない。

 最近15年間を見てみると、2011年に途中加入したフィールズは打率.202、14年のセペダ.194、15年のフランシスコ.167、カステヤーノス.100、16年のガルシア.000、21年のハイネマン.160と全滅状態だ。さる巨人OBがこう言う。

「この時期にFAというか、リリースされる外国人選手は当たりが少ない。緊急補強として焦って連れてくるから性格面まで見抜けず、これまでもカステヤーノスやフランシスコといった問題児をつかまされてきた。原前監督が言うように、日本での準備期間が短いから、特に打者は適応が難しいのです」

 ヘルナンデスは外野の守備力は高いと評判。ただ、期待されるのはあくまで打撃。交流戦もゼロ封負けスタートとなった貧打巨人を救えるか、過度の期待は禁物である。

  ◇  ◇  ◇

 そんな巨人の好材料は19年ドラフト1位で青森山田から入団した堀田賢慎の“5年目の覚醒”だろう。

●関連記事【もっと読む】…では突然の覚醒理由とともに、背後にいる「5人の重要人物」について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  2. 2

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  3. 3

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  4. 4

    吉村知事の肝いり「空飛ぶクルマ」商用運航“完全消滅”…大阪万博いよいよ見どころなし

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  2. 7

    大谷ファンの審判は数多い あいさつ欠かさず、塁上での談笑や握手で懐柔されている

  3. 8

    小泉進次郎の“麻生詣で”にSNSでは落胆の声が急拡散…「古い自民党と決別する」はどうなった?

  4. 9

    ドジャース地区連覇なら大谷は「強制休養」の可能性…個人記録より“チーム世界一”が最優先

  5. 10

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ