阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら
3位巨人はチーム打率.232(リーグ5位)の貧打にあえぐ中、いよいよ救援投手陣にもにもへばりが見えてきた。
連敗の泥沼から抜け出せず、13日の楽天戦に敗れたことでついに借金生活に転落。阿部監督は先日、報道陣から「救世主候補はいないのか」と振られた際に「そんなのがいたらとっくに呼んでるよ」と嘆いていたという。(【前編】からつづく)
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チーム周辺では「補強は急務」との声も聞かれる中、「もちろん、フロントは手をこまねいて見ているワケではありません」と、さる球界関係者がこう言った。
「パ・リーグと対戦する交流戦に入って巨人の編成担当者の動きが慌ただしくなってきた。交流戦明けにパ球団とのトレードを画策しているともっぱらです。例えば、野手だとオリックスのT-岡田(36)。チームは若手を積極的に起用しており、年々、出番が減っている上に、ファームでも打率1割台と振るわないですが、2010年に本塁打王を獲得するなど通算204本塁打の実績がある。他球団ならもうひと花咲かせられるかもしれない」